ガンプラを作ってみたいけれど、ガンプラの始め方が分からず、どのキットを買って何の道具をそろえればいいのか迷っていませんか?
この記事では、はじめての人がガンプラを1体完成させるまでの流れを、キットの選び方・最低限の道具・組み立て・かんたんな仕上げの4つのステップに分けて解説します。
読み終えるころには、お店や通販で迷わず最初のキットを選べて、その日のうちに組み立てを始められるようになります。
ガンプラの始め方は4ステップ|キットを選んで道具を3つそろえるだけ

ガンプラの始め方は、最初のキットを選ぶ、道具を3つそろえる、説明書の番号順に組む、仕上げを1つだけ足す、の4ステップです。
今のガンプラの多くは、色ごとに分かれたパーツをはめこんでいく作りなので、接着剤を使わなくても組み立てられます。
塗装をしなくても、パーツの色の分け方である程度アニメに近い色になるキットが多く、はじめての人でも完成までたどり着きやすいのが特徴です。
最初からむずかしいことをする必要はありません。
まずは1体を最後まで組み上げて、「完成した」という手ごたえをつかむことを目標にしましょう。

ガンプラの最初の1体はENTRY GRADEかHGを選ぶ

ガンプラには、ENTRY GRADE(エントリーグレード)・HG・RG・MG・PGなどのグレードがあり、大きさも値段も作る手間も違います。
はじめての1体は、いちばん小さな1/144スケールで、値段も手ごろなENTRY GRADEかHGから選ぶのが失敗しにくい方法です。

ENTRY GRADE:ニッパーなしでも組める入門キット
BANDAI SPIRITSの公式の商品説明では、ENTRY GRADEは「ニッパーを使わず手でパチパチと簡単に外せるタッチゲート仕様」で、組み立てるだけで色分けを再現できると紹介されています。
RX-78-2 ガンダムのENTRY GRADEは、公式の税込価格で770円の例があります(2026年10月23日に公式の商品検索で確認)。
道具をそろえる前に「自分に合う趣味か試してみたい」という人や、子どもと一緒に作りたい人に向いています。
HG:種類がいちばん多く、作りたい機体が見つかりやすい
HGは1/144スケールのグレードで、公式の商品検索で「HG 1/144」と調べると1,000件以上が見つかるほど種類があります。
好きな作品の機体がHGで出ていることが多いので、「この機体を作りたい」という気持ちを大事にしたい人はHGから始めるといいでしょう。
HGUCのRX-78-2 ガンダムは公式の税込価格で1,320円の例があり、ニッパーなどの道具を使って組み立てます。
RG・MGは2体目以降に回すのがおすすめ
RGは同じ1/144でも、HGより値段が高く、パーツが細かいキットが多いグレードです。
MGは1/100とひとまわり大きく、RX-78-2 ガンダムVer.3.0は公式の税込価格で5,390円です。
どちらも作りごたえがあるぶん時間もかかるので、1体目を完成させて流れをつかんでから選ぶと、途中で手が止まりにくくなります。
ガンプラを始めるのに必要な道具は3つ

HGのようにランナー(パーツがついている枠)からパーツを切り離すキットでは、道具があると仕上がりがぐっときれいになります。
最初にそろえる道具は、プラモデル用のニッパー・デザインナイフ・ヤスリの3つで十分です。

ニッパー:いちばんお金をかけていい道具
ニッパーは、ランナーからパーツを切り離すための道具で、仕上がりにいちばん差が出ます。
工作用のニッパーでも切れますが、刃が厚いものは切り口が白くなりやすいので、「プラモデル用」と書かれたものを選びましょう。
GSIクレオスのMr.ベーシックニッパーIIは公式の税込価格で1,320円です(2026年10月23日確認)。
デザインナイフとヤスリ:切り口を平らにする
ニッパーで切ったあとに残る小さな出っぱり(ゲート跡)は、デザインナイフで薄く削ったり、ヤスリでこすったりして平らにします。
ヤスリは、400番くらいの粗めのものと、1000番くらいの細かいものがあると使い分けができます。
あると便利なもの:ピンセットとトレー
ピンセットは、小さなシールを貼るときに役立ちます。
切り出したパーツを入れておく小皿やトレーがあると、小さなパーツをなくしにくくなります。
ガンプラを組み立てる流れと仕上げ

道具がそろったら、説明書の番号順に組み立てていきます。
最初は説明書のとおりに組むだけで十分で、仕上げは完成してから1つずつ足していけば大丈夫です。
説明書の番号順に組む
説明書には、どのランナーのどの番号のパーツを使うかが、手順ごとに書かれています。
先に全部のパーツを切り出すと、どれがどこのパーツか分からなくなるので、手順ごとに必要なパーツだけを切り出しましょう。
右と左で形が少し違うパーツもあるので、はめる前に向きを確かめるのがコツです。
シールを貼って完成させる
多くのキットには、目やマークなどを表すシールが入っています。
ピンセットでシールをつまみ、位置を決めてから指でしっかり押さえると、浮きにくくなります。
仕上げは1つだけ足せば見た目が変わる
完成したガンプラを、もう少しかっこよくしたくなったら、仕上げを1つだけ足してみましょう。
みぞに色を入れる「スミ入れ」や、表面のつやをおさえる「つや消しのトップコート」は、塗装をしなくてもできる仕上げです。
全部の仕上げをやる必要はなく、スミ入れかトップコートを1つ足すだけでも、プラスチックらしさがおさえられて完成度が上がります。
よくある質問

ガンプラ初心者は何から買えばいい?
まずはENTRY GRADEかHGのキットを1つと、プラモデル用のニッパーを買いましょう。
ENTRY GRADEはニッパーなしでも外せるタッチゲート仕様なので、キットだけで始めることもできます。
ガンプラは接着剤がいる?
今のガンプラの多くは、パーツをはめこむだけで組み立てられるので、接着剤はいりません。
1987年12月にスナップフィット方式が出る前の旧キットなど、接着剤を使うキットもあるので、説明書で確かめましょう。
接着剤は、パーツの合わせ目を消すなど、仕上げにこだわりたくなったときに使う道具です。
ガンプラは塗装しないとだめ?
塗装しなくても大丈夫です。
パーツが色ごとに分かれているキットが多いので、組み立てるだけでも色分けされた完成品になります。
ガンプラ1体を作るのにどれくらい時間がかかる?
キットや作る人によって大きく違うので、決まった時間はありません。
はじめてのときは、1日で全部作ろうとせず、腕・脚・胴体のように手順の区切りで休みながら進めると疲れにくくなります。
子どもでもガンプラは作れる?
作れますが、ニッパーやデザインナイフは刃物なので、使うときは大人がそばで見守りましょう。
BANDAI SPIRITSは小学校向けのプラモデル授業「ガンプラアカデミア」を提供していて、組み立て体験に使われています。
ガンプラはどこで買える?
家電量販店のおもちゃ売り場や模型店、通販などで買えます。
人気のキットは品切れになることもあるので、作りたい機体が決まっていない人は、お店にあるHGの中から気になるものを選ぶのも1つの方法です。
まとめ:ガンプラの始め方はキット選びと道具3つから

ガンプラの始め方を、やりたいことから逆引きできるようにまとめます。
| やりたいこと | まずやること |
|---|---|
| 道具なしで試してみたい | ENTRY GRADEを1つ買う |
| 好きな機体を作りたい | その機体のHGを探す |
| きれいに組み立てたい | ニッパー・デザインナイフ・ヤスリをそろえる |
| 完成品をもう少しかっこよくしたい | スミ入れかつや消しのトップコートを足す |
| 大きいキットに挑戦したい | 2体目でRGやMGを選ぶ |
迷ったら、いちばん作りたい機体のHGを1つと、プラモデル用のニッパーを1本だけ買ってください。
1体を完成させれば、次に何をしたいかが自然に見えてくるので、そこから道具や仕上げを少しずつ足していけば、ガンプラを長く楽しめます。